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03月17日-02号

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  1. 東村議会 2022-03-17
    03月17日-02号


    取得元: 東村議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-02
    令和 4年 3月定例会(2回)┌─────────────────────────────────────────────┐│令和4年第2回東村議会定例会会議録                            |├─────────┬───────────────────────────────────┤│招集年月日    │令和4年3月17日                          │├─────────┼───────────────────────────────────┤│招集場所     │東村議会議事堂                            │├─────────┼───┬─────────────────┬───┬─────────┤│開・閉の日時   │開会 │令和4年3月17日 午前10時00分  |議長 |港 川 實 登  ││及び宣言     │散会 |令和4年3月17日 午後2時31分  |議長 |港 川 實 登  │├─────────┼───┼─────────────┬───┼───┴─────────┤│出席(応招)議員 │議 席│氏   名        │議 席│氏   名        ││         │番 号│             │番 号│             ││         ├───┼─────────────┼───┼─────────────┤│         │1  │池 原   太      │6  │神 谷 牧 夫      ││         ├───┼─────────────┼───┼─────────────┤│         │2  │宮 城   準      │7  │比 嘉 重 範      ││         ├───┼─────────────┼───┼─────────────┤│         │3  │伊 佐 真 次      │8  │池 原 憲 勇      ││         ├───┼─────────────┼───┼─────────────┤│         │5  │仲 嶺 眞 文      │9  │港 川 實 登      │├─────────┼───┼─────────────┼───┼─────────────┤│欠席(不応招)議員│   │             │   │             ││         ├───┼─────────────┼───┼─────────────┤│         │   │             │   │             │├─────────┼───┼─────────────┼───┼─────────────┤│会議録署名議員  │3  │伊 佐 真 次      │   │             ││         ├───┼─────────────┼───┼─────────────┤│         │6  │神 谷 牧 夫      │   │             │├─────────┼───┴────┬────────┴───┴─────────────┤│職務のために出席 │事務局長    │宮 平 勇 二                   ││した者の職氏名  ├────────┼──────────────────────────┤│         │書記      │神 谷 愛 子                   │├─────────┼────────┼────────┬────────┬────────┤│地方自治法第121│村長      │當 山 全 伸 │農林水産課長  │宮 田 健 次 ││条により説明のため│教育長     │比 嘉 鶴 見 │教育課長    │上 原 朝 文 ││出席した者の職氏名│会計管理者   │福 永 政 也 │        |        ││         │総務財政課長  │宮 城 調 秀 │        |        ││         │企画観光課長  │平 田 尚 樹 │        |        ││         │住民課長    │比 嘉   誠 │        |        ││         │福祉保健課長  │仲 嶺 真 文 │        |        ││         │建設環境課長  │金 城 幸 人 │        |        │└─────────┴────────┴────────┴────────┴────────┘ △令和4年第2回東村議会定例会議事日程表(第2号) 令和4年3月17日開 議 午前10時┌────┬─────┬──────────────────────────────┐│日程番号│議案番号 │件        名                    │├────┼─────┼──────────────────────────────┤│1   │     │一般質問                          │└────┴─────┴──────────────────────────────┘ ○議長(港川實登君) おはようございます。 ただいまから本日の会議を開きます。                             (10時00分) 日程第1.一般質問を行います。 この際、申し上げます。一般質問は、通告順に一般質問席にて行います。なお、質問時間は答弁を除いて20分とします。 発言を許します。5番、仲嶺眞文君。 ◆5番(仲嶺眞文君) おはようございます。 これより一般質問を行いたいと思います。 定住促進住宅について問うということで、1、各区の定住促進の住宅の状況はどうなっているのか。2、前の質問でいろんな方向から検討する必要があるという答弁をしていたので、検討したのかどうか。それと、アリ・ムカデ対策の件も併せてカジラマーイの張りコンクリートをできないかということで、それも検討したのかどうか。 賃料の改定は検討したのか。なぜかというと平良、有銘区の定住促進は、有銘は一応押し入れができてはいるんだけど、ふすまのない押し入れで、2段に分かれているだけ。平良は本当に収納のあれがない。で、2LDK、3LDKの集合型あるんですが、2LDKと全く集合型と一緒の金額というのは、僕からするとグレードの違いがはっきりしていると。プリウスと僕の軽トラとぐらいの差があるような感じがしてなりません。同じく公営の住宅でそのような、同じ2LDKだからといって固定した金額じゃなく、それなりの差はあってもいいのではないかと思います。 以上です。 ○議長(港川實登君) 答弁の発言を許します。村長、當山全伸君。 ◎村長(當山全伸君) おはようございます。 それでは、仲嶺議員の質問にお答えいたします。 初めに、各行政区における定住促進住宅個別型の状況について申し上げます。 有銘区、平良区、川田区、宮城区にそれぞれ4戸の定住促進住宅個別型が整備されております。現在の入居状況は、有銘区2世帯11名、平良区4世帯15名、川田区4世帯15名、宮城区で4世帯15名となっており、合計で14世帯56名の方が入居されております。 また、集合型のオアシスげさしは、20世帯41名、キングス川田は19世帯49名、アザレアたいらが17世帯49名の入居となっております。 個別型におきましては、有銘区で2戸の空きがあり、現在入居の募集を行っているところです。集合型につきましては、オアシスげさし、キングス川田でそれぞれ1戸の空きがある状況となっております。 次に、平良定住促進住宅における家賃の割引検討についてですが、家賃割引、賃料改定の検討につきましてはこれまで行っておりませんが、今後改定が必要なのかいろんな観点から検討をしていきたいと考えております。 最後に、アリ・ムカデ対策の張りのコンクリートの施工についてですが、議員からの御指摘を受け、昨年現場の状況を確認しております。周辺は害虫が発生しやすい環境であると思われるので、議員御指摘の対策を含め検討し、新年度におきまして対応していきたいと考えております。 以上、答弁といたします。 ○議長(港川實登君) 仲嶺眞文君。 ◆5番(仲嶺眞文君) 検討していませんということですが、定住促進の担当課、企画課だと思いますが、私がちょうど半年前9月にその質問を出したのかな、それからやっぱり実物というか平良4戸の定住促進住宅があるけど、そういうのを見て検討しましたか。 ○議長(港川實登君) 企画観光課長、平田尚樹君。 ◎企画観光課長(平田尚樹君) ただいまの質問にお答えいたします。 去った議会において、そういう御指摘を受けましたけれども、それから各個別型、そちらのほうを見て検討という形は現在のところ取ってはおりません。 その際に、前回の議会で検討する必要があるかとは思いますけれども、現状のところは同じ金額のほうで行かせていただきたいということではお答えはさせております。 以上です。 ○議長(港川實登君) 仲嶺眞文君。 ◆5番(仲嶺眞文君) やっぱり、地域住民というか住まわれている方から話を聞いたり、現場に行って実際空いている有銘の住宅を見て、「やっぱりこうなんだな、アリが入っているな。」とかその辺、ぜひ現場というか、訪ねていって4区の定住促進の方々に意見を意見というか、「どうですか」みたいな形で。足運んだらどうでしょうかね。 ○議長(港川實登君) 企画観光課長、平田尚樹君。 ◎企画観光課長(平田尚樹君) ただいまの質問にお答えいたします。 全部回ってはおりませんけれども、議員からの御指摘のあった害虫対策の件につきましては、有銘区の個別型のほうは現場を、村長の答弁にもありましたけれども現場を確認させていただいております。 ほかの地域、平良、川田、宮城ございますけれども、そこのほうもちょっと現場は一応、確認は現状はしているつもりではありますけれども、入居者の今後意見とかもいろいろ聞いていきたいなというふうには考えております。 以上です。 ○議長(港川實登君) 仲嶺眞文君。 ◆5番(仲嶺眞文君) 利用している方々からの意見も聞いて、今後にまたつなげれるんじゃないかなと思っております。その辺、ぜひお願いしたいと思います。 賃料の件なんですが、やっぱり集合型の2LDKと個別型、要するに定住促進住宅はグレードが違いすぎるんですよね。玄関にはモニターがあってちゃんと訪ねて来ている人の顔まで見えるあれがあって、チャイムと一緒なんですけど。その辺、僕からすると、このグレードの違いで家賃は変わらないといけないと思うんですよ、賃料。 同じ集合型と同じ個別型が2LDKだからっていうことで、同じ一律っていうのは、グレードが違うから、やっぱりそれなりにここは下げないといけないと思うんですが、課長どうですか。 ○議長(港川實登君) 平田尚樹君。 ◎企画観光課長(平田尚樹君) ただいまの質問にお答えいたします。 個別型と集合型はやっぱりちょっと、仕様というんですか、そういう形で若干変わってきます。 今回、個別型に関しましては、造った当時から近隣周辺のアパートとか、そういったものを参考に家賃の設定をさせていただいております。ということで、周辺よりはちょっと割安なのかなというふうには感じております。 ちなみに国頭とか、そういったところもちょっと見てみましたけれども4万円台とか、そういった形になっておりますので、価格としてはそんなに高くはない設定になっているのかなというふうに考えております。 以上です。 ○議長(港川實登君) 仲嶺眞文君。 ◆5番(仲嶺眞文君) 近隣市町村と比較するんじゃなくして、東村の賃料としてやっぱり違うんじゃないか。 要するにグレードの違いで、やっぱり安くしたほうがいいんじゃないかということを僕は訴えているんですが、近隣市町村、国頭村が4万円、大宜味村が5万円でもそういった比較じゃなくて、同じ東村の定住促進と集合型とで同じ2LDKで同じ金額というのは、グレードが違うからその分の金額の差もあってもいいんじゃないかということを僕は言っているわけですよ。 今後賃料は検討しますではないよねやっぱり、検討してほしいと思いますが、最後に村長どうでしょうか。
    ○議長(港川實登君) 村長、當山全伸君。 ◎村長(當山全伸君) 仲嶺議員の質問にお答えいたします。 グレードが違うのは当然、賃料が違うんじゃないかという御指摘でありますが、これ先ほど答弁したとおり、いろんな観点から検討する必要があると。 東村は交流人口を増やすなり、Uターン・Iターンを増やすということで人口増につなげていきたいということで住宅政策を行っているわけなんですが、その中でこういう違いで当然家賃も違うんじゃないかという御指摘でありますので、それについてはすぐ、はい、こうしますという話ではなくて、いろんな観点から検討せざるを得ない状況があれば、そういうことで、それを検討した結果こうなりますということで結論を出していきたいなと考えておりますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(港川實登君) 仲嶺眞文君。 ◆5番(仲嶺眞文君) 定住を若い人に来てもらって、子育てをしてもらってということで定住個別型、集合型もありますが、ぜひグレードの違いで金額の検討もお願いしたいのと、例えば目玉で、若い夫婦が来て25年住んだらその定住促進は払い下げますでもいいんじゃないでしょうか。僕はそういう目玉を打って、逆にほかの市町村と違う東村の定住に向けての取組もどうかなと思いますが、要望して終わりたいと思います。 ○議長(港川實登君) これで、定住促進住宅について問うの一般質問を終わります。 次に、2番、宮城準君。 ◆2番(宮城準君) おはようございます。一般質問を行います。 村民に公約した重点政策の進捗等を問うということで、令和元年に村長に就任して3年が過ぎようとしておりますが、村長は所信表明で村民に示した公約を実現することが住みよい東村になるべく姿であり、村民協働で活力に満ちた村づくりに取り組むと表明しております。 そこで村長が所信表明で示した「生き生き村政プラン」の実績及び進捗状況について伺います。 ○議長(港川實登君) 村長、當山全伸君。 ◎村長(當山全伸君) それでは、宮城議員の質問にお答えします。 初めに、農林水産業の再生・発展に関する取組について御説明申し上げます。 農業後継者、担い手の取組状況については、後継者育成センターの設置を目指しているところでありますが、去る2月に協議会設置要綱を策定しております。引き続き3月に協議会を設置予定でありましたが、関係者との日程調整が折り合わず4月以降にずれ込む見込みとなりました。早急に協議会を開催してまいりたいと思っております。 パインアップルの優良種苗の確保や栽培技術の向上を目指し、ゴールドバレル苗の増殖・配付やJAによるN67-10の種苗配付を行い、さらにゴールドバレル研究会においては定期的に座学や現地で苗づくりの講習などを開催しているところであります。 また、村独自に耕作放棄地解消事業ビニールハウスの自動巻上機に対する資材補助を新たに創設しております。次年度は新たにパインアップルビニールハウス整備についても予定しているところであります。 平成31年3月に拠点産地認定されたカボチャについては、品質・単収向上のため、マルチやソルゴーに対する資材の支援を行ってまいりました。そのほかトラクターを村で購入し、適期に植付け等の農作業ができるよう取り組んでおります。 漁業関係については、村内漁港の船揚げ場のかさ上げ工事、防暑施設、浮き桟橋などの環境整備は完了しており、東漁港内の水産物直売所の設置に向けては次年度に基本設計を行ってまいります。魚価の比較的な安価なものは、加工販売を目指すなどの取組を漁協支部において今、取り組んでいるところであります。 世界自然遺産の登録につきましては、国・県さらに関係機関との連携を図り取り組んだその結果、令和3年7月26日に世界自然遺産として登録をされました。今後、保全と利活用に向けて取り組んでまいります。 国立自然史博物館のやんばる地域への誘致につきましては、シンポジウムへの参加等情報収集に努めているところであります。沖縄県においても積極的に誘致を進めているところであり、やんばる地域への誘致に向けて取り組んでまいります。 観光客の増加に向けての取組については、これまでのコロナ禍において交付金を活用し誘客に向けての取組の支援を行ってまいりましたが、全国的な新型コロナウイルス感染症拡大の影響を大きく受けている状況となっております。今後、コロナの終息後を見据えて取り組んでまいります。 五味観光跡地に誘致を進めておりますリゾートホテルは、当初の計画より遅れている状況でございます。現在、開発認可取得に向けて事前協議開始が令和4年6月以降になる予定と聞いているところであります。 村内の主要な観光施設においては、観光客の利便性の向上を図る観点から無料Wi-Fiが整備されておりますが、福地川海浜公園においては未整備でありましたので、現在整備を進めているところで、6月末には完了する見込みとなっております。 特産品の開発につきましては、商工会へ新商品の開発、販路拡大支援を行っており、これからも引き続き支援してまいります。 小中教育一貫校への移行については、現在検討しておりませんが、コミュニティースクール構想に向けて地域と連携して取り組んでいくこととしており、人材リスト作成もその一環となっております。 保護者から徴収している教材費や宿泊学習費、中学校3年生の修学旅行等一部を教育振興費で助成していることについては、学校と調整の上、保護者負担額を軽減しており、修学旅行については1人1万円の助成を実施しているところです。 また、検定受験料については、令和元年度より全額免除を実施しており、特に英検の受験者数の増加が顕著となっております。 若者の企業支援窓口の開設についてですが、現在まで関係機関との調整を行っておらず、取組が遅れている状況となっております。 超高速ブロードバンドは令和2年10月からサービスを開始し、1年4か月が経過しております。現時点で個人、企業を含めて307世帯が加入しており、超高速ブロードバンドの整備により情報通信環境の大幅な改善が図られております。 定住促進住宅については、令和2年度に平良定住促進住宅(集合型・18戸)を整備いたしました。今後の整備計画については、第5次東村総合計画・後期基本計画及び第2期東村むら・ひと・しごと創生総合戦略において、整備促進することを位置づけております。なお、有銘区及び宮城区から整備要請のあった集合型施設の整備については、次年度から用地の地質調査等を進め、令和5年度からの整備を計画しております。 村営住宅については、高江団地及び現在整備中の慶佐次団地建て替え整備を進めてまいりました。今後の整備計画については、今年度策定した東村営住宅等長寿命化計画に基づき、整備年数が35年以上の団地を対象に構造耐力度調査等を行い、計画的に整備を進めてまいります。 医療・介護・福祉の充実については、地域包括支援センター、保健師等を中心に介護保険の相談、健康教室の開催、各地域のサロン等を実施し、専門的な資格を持った職員が相談を行い、関係機関と連携を図ってまいりました。 活性化委員の設置につきましては、令和2年度、令和3年度とも設置に向けた取組ができませんでした。新年度におきましては、各区長へ説明等、委員会の立ち上げに向け取り組んでまいります。 東村自主防災計画について、現在作成中で令和4年9月の完成を目指しております。自主防災組織の立ち上げについては、現時点では立ち上げまで至っておりませんが、引き続き取り組んでまいります。 避難ルートの整備につきましては、川田避難経路の整備を令和元年度に一部の整備は完了しております。避難ルートの表示につきましては、令和4年度に策定予定の地域防災計画に基づき、観光関連団体との意見交換を図りながら進めてまいります。 避難所における備蓄品については、本村人口の20分の1(87名)の7日分の主食を3月までに備蓄予定であります。 ふるさと納税での返礼品の充実については、県産品の酒類との組み合わせで購入意欲につながるような返礼品の充実を図ってまいります。 職員のスキルアップにつきましては、沖縄県市町村職員研修センターでの研修を予定しておりましたが、新型コロナウイルス感染拡大により実施はできませんでしたが、オンラインでの講座で「実務でわかる地方自治法入門」を取り入れて対応をしております。 米軍北部訓練場オスプレイ等の訓練等の中止、N4ヘリパッドの撤去及び夜間訓練の中止要請は、令和2年度に沖縄防衛局へ要請を行っております。また、沖縄県軍用地転用促進基地問題協議会における政府への要請にも参加をして要請を行っております。 高江区においては米軍関係者による事件・事故が度々起きており、これからも引き続き関係機関へ防止対策の強化を要請してまいります。 以上で、答弁といたします。 ○議長(港川實登君) 2番、宮城準君。 ◆2番(宮城準君) 長々と答弁書を作成していただきましてありがとうございました。 答弁書を見ると、私は所信表明で村民に公約した部分がどうなっているかということを聞いたつもりですが、なかなかその所信表明で示したものについてどうなっているかということを簡素化に書いてほしかったなという気がします。 答弁書を見ますと、なかなか思うように進んでいないという答弁になっているのかなというふうな気がします。 そこで、答弁書の中から一、二点確認をしたいんですが、まず所信表明あるいは選挙公約で村長は国立自然史博物館を誘致するんだということなんですが、この答弁書を見ますと、何かシンポジウムに行ったり沖縄県は進めていますよという形になっているんですが、感覚的に公約として国立自然史博物館を誘致するということは誰が見ても東村に誘致するのかなという気がするんですけれども、これはあくまでも3村でタッグを組んでやんばる地域に誘致をするということなのか、それとも東村に誘致を考えているのか。 それと、どのような取組を実際にはやっているのか、関係機関に出向いて要請行動を要請書を出したり、そういったことをしているのか、その辺少し伺います。 ○議長(港川實登君) 企画観光課長、平田尚樹君。 ◎企画観光課長(平田尚樹君) ただいまの質問にお答えいたします。 国立自然史博物館の誘致ということでございますけれども、現状のところ3村でそういう協議会、それをつくりまして、活動といってもそんなに頻繁には活動はしておりませんけれども、先ほど申し上げたとおりシンポジウムへの参加とか、そういった範囲で情報収集を行っているところではあります。 村長の考えとしては3村、やんばる地域、中でも東村への誘致を考えているというところであります。 以上です。 ○議長(港川實登君) しばらく休憩します。                         (10時30分) 再開します。                                        (10時30分) 村長、當山全伸君。 ◎村長(當山全伸君) それでは、ただいまの宮城議員の質問にお答えいたします。 国立自然史博物館、これについてはまだ国・県もこういう形でやるというところまでは至っておりませんが、県も最近になってやっと沖縄県に国立自然史博物館を誘致したいという方向性を出しております。そういうことでやんばる地区が最有力の候補地としてなり得るんじゃないかということで私は考えております。その中で、どういうところがそういう適地なのか、これからいろんな形での方法が出てくるんじゃないかなと思っているんですが、まだ国も県もそういう形でつくりたいというそこまではいっておりません。だけど、それが必要であろうというのは県も感じて、今回こういう誘致運動をやりたいと方向性出しておりますので、その中で恐らく私が考えるなら相当の面積が必要になってくるんじゃないかなという気がします。これはいずれにしても、まだまだこういう形でやりますということは出ておりません。だけど、そういう方向性に進むだろうということで私は考えておりますので、3村、やんばるにできたら、ぜひ東村に誘致してもらいたいなという形で今後も取組をしていきたいなと考えております。 以上です。 ○議長(港川實登君) 宮城準君。 ◆2番(宮城準君) 村民には誘致を強力的に進めるということなんですが、そういうものができるかも、誘致そのものも積極的に進めていないというような気がしてなりません。ぜひ村民に約束をしていらっしゃるわけですから、リーダーシップを図って強力に進めていっていただきたいというふうに思います。 それと、答弁書の中でWi-Fiの、今年6月には海浜公園にできるということなんですが、村長はWi-Fiについてもスポットをたくさん増やしますよということで言われています。そのたくさん増やす場所というか、今、村長就任して増えている場所は僕はないと思うんですが、その増やす場所というのはどこを想定していますか。 ○議長(港川實登君) 企画観光課長、平田尚樹君。 ◎企画観光課長(平田尚樹君) ただいまの質問にお答えいたします。 Wi-iスポットの整備でございますけれども、基本的に公共施設をメインにWi-iスポットの整備を行ってきております。ということでありますので、公共の施設、これからもほかにもありますけれども、宮城区の施設とか、そういったところへの整備になってくるものと思われます。 以上です。 ○議長(港川實登君) 宮城準君。 ◆2番(宮城準君) 承認してWi-Fiのスポットが増えましたか。 ○議長(港川實登君) 企画観光課長、平田尚樹君。 ◎企画観光課長(平田尚樹君) ただいまの質問にお答えいたします。 増えては、現状維持ということで、先ほど答弁書の中にもありましたけれども、現在福地川海浜公園のほうのWi-iスポットの整備を進めておりますので、そちらの整備が今回新たな整備という形になってくると思います。 以上です。 ○議長(港川實登君) 宮城準君。 ◆2番(宮城準君) Wi-Fiのスポットの整備もなかなか進んでいないようです。せっかく光が高速になりましたので、ぜひその辺についても、特に各地域の公民館等は子供たちの居場所づくりの1つの一環にもなっているはずですし、その辺についても積極的に進めていっていただきたいなというふうに思います。 それと、答弁書の中で小中一貫校の移行については検討しておりませんと否定されておりますが、所信表明では全く逆な所信表明をされております。たしか、所信表明では村内中学校統合を検証し、将来の小学校の統廃合や小中一貫、教育一貫校移行に向け保護者や地域住民や議員と議論を深めていくというふうに所信表明でうたっております。それと同時に、小学校統廃合後の学校跡地利用の計画をするためにプロジェクトチームを役場内に立ち上げるということを明言されております。この3年の間の中ではもう検討をしませんという形になっておりますが、それはどういうことなんでしょうか。要は、統合はもうありませんよということの理解でよろしいですか。 ○議長(港川實登君) 教育課長、上原朝文君。 ◎教育課長(上原朝文君) ただいまの質問にお答えいたします。 現在は、コミュニティ・スクールを推進していこうということで、地域とともにある学校ということで、地域が支える学校ということで検討を進めているところです。来週早々にも人材リストの作成ということで、答弁書にお答えしたところでありますけれども、地域とともに学校があるということで、登校ありきではなく充実した教育環境をつくっていくということで考えているところです。決して全く統合はないということではなくて、現在の段階では文科省が進めるコミュニティ・スクールの推進に力を注いでいきたいというふうに考えているところです。 以上です。 ○議長(港川實登君) 宮城準君。 ◆2番(宮城準君) コミュニティ・スクールの構想については地域の中でお話を結局あって聞きましたけど、それはあくまでも、さっき課長が言ったような地域の人材といろんな方々を取り巻いてやるということだと思います。学校の統廃合とは全く違う部分だと思います。それでその当時、この検証をして議論を深めていくと、統廃合についてはもう中学校のところ辺については検証をしてこられて、それなりの結果が出ているのか、その辺を伺います。 ○議長(港川實登君) 教育課長、上原朝文君。 ◎教育課長(上原朝文君) ただいまの御質問にお答えいたします。 中学校の統廃合は平成29年に行われています。検証としましては、当時の子供たち・在校生・卒業生・先生、あと地域の方々、PTAも含めてアンケート調査を行っております。回答率が非常に少ないということで、詳しいこの検証というのは進められておりません。 ただ現状としては、当時統合をする目的として1クラス25名を確保する、あといろんな選択肢ができるんだということで、部活もバスケだけではなくていろんなことができるだろうということでの説明があったかと思います。当時自分もあの準備委員会にいましたので、いろんなことが言われておりましたが、現状を見る限りこの東中学校の全校生徒、今新年度はもう30名を切る状況になっています。大分少なくなってきていて、その中でこの統合した、当時統合を目的としたこの成果としては、十分達成できているとは言い難いというふうに考えています。 以上です。 ○議長(港川實登君) 宮城準君。 ◆2番(宮城準君) 村内に子供たちの学習環境が2種類ある。これは以前、私たちの同僚議員から村内にそういう環境が2つもあるというのはちょっと公平性に欠けるんじゃないかというようなことも言われておりました。まさしく、そういう環境かなというふうに思います。その辺の是正、あるいは村長が言っている小中一貫校について、まだそういう気持ちがあるのであれば早め早めの対策をぜひ行っていただきたいなというふうに思います。 それと、定住促進の集合型について有銘区・宮城区から要請があって、今年度から用地の調査をするというようなことなんですが、用地についてここに建設をしてほしいという要請は出ていると思いますが、その用地について所信表明では選定委員会を開いて、その答申を受けて検討に入りますということを明記されています。そこで、これまで、その宮城・有銘地域から出ている用地について検討委員会を開いて議論されたのか、用地選定検討委員会ですか、委員会開いて検討されたのかどうかお答え願います。 ○議長(港川實登君) 建設環境課長、金城幸人君。 ◎建設環境課長(金城幸人君) ただいまの宮城議員の御質疑のお答えいたします。 定住促進住宅の集合型の建設につきましては、令和元年度に用地選定委員会開いております。当時、平良区、それから有銘区・宮城区の3地区から集合型の整備の要請がありまして、その3地区から用地の整備の順位というんですか、そういったものを検討しております。当時、委員会の中で平良区を第1候補とし、有銘区を第2候補とし、第3候補を宮城地区ということで決定しております。これは村長が諮問による委員会なので、諮問委員会からは村長のほうにその様に報告しております。平良区につきましては令和2年度に整備を済ませており、有銘・宮城につきましては今後整備する予定ではありましたが、当時その地域から上がった候補地が有銘区、それから宮城区とも、いろいろ農業振興地域整備計画の除外受けられないとか、その用地の個人からの取得ができないとか、いろいろなものがありまして、その候補地が変わっております。ということで、現在、また有銘区、それから宮城区から新たな候補地を上がってきて、今後検討するというようなことを予定しております。 以上です。 ○議長(港川實登君) 宮城準君。 ◆2番(宮城準君) 課長の答弁では元年に委員会をしてその後はないということだと思います。ぜひあの用地、そこが適当なのかそこが適しているのか、その辺はやっぱり諮問して答申を受けるべきだと私は思いますので、そういう手続きをして進める。それは私は、村長よく言う村民協働というか、村民の声を聞くということになると思いますので、ぜひそういうふうにしていただきたいなというふうに思います。 この質問を出すに当たって村長の所信表明から令和4年度の施政方針まで何回か読ませていただきましたけど、その中で、施政方針の中で村長は村民の暮らしが向上するよう私の公約の実現を目指して着実に遂行していくということを、令和2年から令和4年でも施政方針の中でうたわれています。私が非常に危惧になるのは所信表明から令和4年までの施政方針を見ていくと、特に令和4年度の施政方針においては、例えば村長がこの答弁書にもあります各地域の活性化委員会、あるいは村民の参加型村民協働で村政を行っていくという言葉が令和4年度、今年の施政方針には全く出てきておりません。さらには、所信表明で示されたことはほぼない状況にもなってきています。その辺、村長はこの施政方針の中でどのような認識なのか、公約されたことがもうほぼない状況の施政方針になっていたことについて、どのような認識を持たれているのかお答えを聞きたいと思います。 ○議長(港川實登君) 村長、當山全伸君。 ◎村長(當山全伸君) それでは、宮城議員の質問にお答えいたします。 このほとんどされていないということでありますが、私からすると公約の実現にある程度めどついたのかなという考えでおります。さらに、この3年間の中で2年余り新型コロナウイルス感染症、これが全世界、さらに日本・沖縄県、東村でも感染者が出ると、そういう状況でコロナ対策を私は最優先して取り組んできました。これは今まで例のない感染症の対策ということで村民の命・暮らし、これをまず優先して最優先に取り組んでまいりました。これは、公約も当然我々は優先すべきではあるんですが、その中でコロナ対策を最優先して取り組んできたということで、私は村民の暮らし・安全・安心を守ってこれたんじゃないかなと思っております。さらに、私はこのコロナ対策の中で村民と一緒に歩むと、そういう基本姿勢の下に、村長の報酬を2割減してコロナ対策の財源に充ててきたつもりであります。そういうことで公約も非常に大切、しかしその前に、私は村民の命を守ることに全力投球してきたと自負しておりますので、議員の皆さんにもぜひ御理解をいただきたいなと思っております。 以上です。 ○議長(港川實登君) 宮城準君。 ◆2番(宮城準君) 村民の命を守る、これはもう当たり前のことです。これは誰が考えても一番のことです。それは当然のやるべきことだと私は思います。そういうことで自分の行為ができないという事態が、少しコロナが出たから何もできなかったというのでは、私は村民は納得はしないんじゃないかなというふうに思います。当然コロナ対策も最重要課題としてやっていき、村民に公約されたことも着実にやっていく、それが村長としての手腕であるし、そう考えてなければいけないと私は思います。 そこで、村長の施政方針を見て非常に私は理解できないのがあるんですが、村長は2年前の施政方針、あるいは本年の施政方針で私は最重要案件だと思うもの、例えば副村長の人事案件、あるいは新しい課の設置の案件、そういうものを施政方針で何一つ明記しておりません。なかなか私には理解できないんですが、何か施政方針で表明しない意図的なのもがあるのか、それともなぜ施政方針で表明しないのか、その辺、施政方針というものをどのように捉えているのか、伺いたいと思います。 ○議長(港川實登君) 村長、當山全伸君。 ◎村長(當山全伸君) それでは、ただいまの宮城議員の質問にお答えいたします。 施政方針というのは、ほんの1年間の思いを村民の皆様にこういう形でやりますということを表明することでありますので、私としては非常に重要なことだと考えております。さらに、何で省くかということじゃなくて、私たちは村民にこういうことをやっていますよということを伝えるためには広報というのがあります。村の広報の中に、私は新年の挨拶の中で推進室の設置をして事業を、執行体制を強化していきたいということで公表しております。ただ、何であえてそういうのを省いたかということであれば、これはまずは村民に対してはこういうふうに周知してあると思っているのと同時に、まずは条例を改正して、その条例の中でうたわない限り実行性が保証されないんじゃないかなと考えております。そういうことで、あえて恣意的に外したということじゃなくて、当然そういう形での取組をしたということでありますので、ぜひ御理解いただきたいなと考えております。 以上です。 ○議長(港川實登君) 宮城準君。 ◆2番(宮城準君) 順番的には逆だと私は思います。やっぱり議会民主主義ですので、当然議会に諮って議会で可決をして、そういうふうになりましたからそういう形でやりますというのが村民への通知であって、議会に諮らず私はこれをやりますというのはどんなことなのでしょうか。少し私は疑問を感じます。そこで、この先ほど来、村長就任してすぐというか、就任して1年目の後半に新型コロナが、2月頃でしたか発生をして、そういうなかでも様々なワクチン接種、あるいはコロナ公金を使った事業の展開とか、いろいろやってきたと思います。その中で村民に示された公約・施策をさらにやってこられたと思います。 そこで、大変失礼かと思いますが、この3年間を振り返って御自身で自分に点数をつけるんであればどの程度、例えば100点、満足的に100点分をやったといえば、どの程度の公約、あるいは施策の進捗が自分なりに感じられているのか、もし差し支えなければどの程度の点数はつけられるんじゃないかというようなことがありましたら、ぜひ伺いをしたなというふうに思います。 ○議長(港川實登君) 村長、當山全伸君。 ◎村長(當山全伸君) ただいまの宮城議員の質問にお答えいたします。 宮城議員への答弁でも最初に申し上げたとおり、我々は、私は村の発展のために公約を掲げてこの公約の実現に向けて取り組んでまいりました。その中で、どの程度かというと、我々はまだそこまで検証しておりませんが、私自身としてはそれなりの公約を実現できたんではないかなと考えております。それ1項目1項目どうということじゃなくて、それは今まだ検証しておりません。ただ、私は公約に掲げたものはほとんどが着手かその対策を取り組んでいるか、そういう形でも今確実に進捗しているんではないかなと私は考えております。まだまだこれから強固に取り組む必要があると思いますが、これはあくまでも、まずはコロナ対策をしながらそれを実施していくという形になります。そのためにもやはり執行体制の強化というのは大きな課題ではないかなと私は考えておりますので、ぜひ議員の皆さんにも御協力をいただいて私が今質問の答弁に代えさせていただきます。 ○議長(港川實登君) 宮城準君。 ◆2番(宮城準君) 失礼だと思いながら今の点数のこと聞きましたけど、村長、公約には掲げたものは着実に芽が出ているというお話でありますが、この答弁書の全体を見てもこれ今までやってきていた事業の継続、そして公約に示された部分について、やっと何らかの動きをしようかなという状況なのかなという気がしてなりません。村民にぜひ、肌でこの公約がこういう形で進んでいるというものを実感できるような取組をやる必要ながあるのかなというふうに私は思います。 それで最後に、村長の恐らく、村民と協働、あるいは村民の声を聞くという目玉が、各地域に活性化委員会をつくってそれを吸い上げるということだと思うんですが、この2か年間、議会として参加は可決をしました。本年度も可決をしております。そこで、この活性化委員会に何を求め、どういうふうなスケジュールで村長就任のときにこれを取りまとめて生かしていくのか、私は村長あと1年しかありませんので、その間でその声を吸い上げて実施まで行くというのは、まず厳しいのかなという感もしております。その辺のスケジュール感をどう考えているのか、お伺いします。 ○議長(港川實登君) 村長、當山全伸君。 ◎村長(當山全伸君) 先ほども答弁いたしましたが、コロナ、まずはこれを優先して私は今まで取り組んできました。公約の中で地域活性化委員会立ち上げるんだということでありますが、それこそ村民が自分の地域にある資源、将来活用できる伝統文化、そういうものを地域でこういう形で取り組んでいきたいと、地域を自分なんかの手作りでこういう活性化をしたいと出てくるのがこの活性化委員会の方向性ではないかなと私は考えております。その中で各地域が自分の地域にある財産・資源、これをいかに地域を活性化するために活用するのか、これ非常に大切ではないかなと思っております。これが1年・2年ですぐできる事業なのか、さらには5年後にできる事業なのか、これを我々は皆さんからの要望を聞いて、色分けしながら一緒になって取り組んでいきたいなとそう思っております。 以上です。 ○議長(港川實登君) 2番、宮城準君。 ◆2番(宮城準君) 非常にいいことだとは思います。ただ、村の総合計画、あるいは「ひと・むら」、それと全く違う、また計画が恐らく出てくるだろうと私は思います。そのときに当然精査をしないといけません。そういう出てきたものを、今の流れだとコンサルに委託をしてまとめてもらえますよという形があんですが、それをする前に当然そこにそれなりの方々に集まっていただいて、それを議論する場をぜひつくっていただきたい。そうしないと全く絵に描いた餅になってしまうというおそれがありますので、その辺はしっかりしていただきたいと要望して終わります。 ○議長(港川實登君) これで、村民に公約した重点政策の進捗等を問うの一般質問を終わります。 11時10分まで休憩します。                                  (11時02分) 再開します。                                        (11時12分) 次に、6番、神谷牧夫君。 ◆6番(神谷牧夫君) それでは、一般質問させていただきます。 私も施政方針の中から幾つか選んで質問しようと思ったんですが、施政方針に載ってないものがあるんで、それも聞いていきたいと思います。 まず、質問事項については、農業の担い手育成ということでチャレンジ農場のことをおっしゃっていましたので、そのことをお尋ねします。 それと、これは施政方針には具体的には載ってなかったんですが、高齢者福祉についてを伺います。 質問の要旨として1番目に、農業、担い手育成チャレンジ農場について伺います。 チャレンジ農場での研修後の就農実績がどうなっているのか。また、就農しなかった研修生はどのような理由があるのか。担い手育成後に村として支援はあるのか。 2つ目に、高齢者福祉について。 1、東村住民の約3人に1人は高齢者となっております。大宜味村にある特養老人ホームにおいては待機者が常に50名前後いると聞いています。そのため入所が難しい。村としての考えを伺いたいと思います。 2つ目に、特養老人ホームと他の老人ホームでは利用額に大きな差があると伺っております。他の老人ホームでは入居者の費用負担が大きいということで、村として入居者への助成等は考えられないか伺います。 3つ目に、介護保険広域連合の令和4年度計画では、東村に地域密着型通所介護及び認知症対策型共同生活介護の公募の計画があるようです。村として事業者の誘致や独自での施設導入は考えているのか伺います。 ○議長(港川實登君) 答弁の発言を許します。村長、當山全伸君。 ◎村長(當山全伸君) それでは、神谷議員の質問にお答えいたします。 1点目のチャレンジ農場については、平成23年に慶佐次地区の村有地約2万7,300平米に種苗不足の解消とゴールドバレル等の生食用品種の普及、ブランド化、担い手の育成など目的に開設されました。 チャレンジ農場では、これまで現在の研修生を含めて4名がパインアップルの栽培について2年間研修しております。研修終了後については3名とも就農しており、うち2名については村内でパイン栽培を始めております。1名につきましてはマンゴー栽培を行っております。 支援につきましては、国・県の支援や村の補助について説明して、円滑に農業経営を開始できるよう研修中から、農業委員会と連携して農地などのあっせんを行っております。 2点目の高齢者福祉について特別養護老人ホーム「やんばるの家」に現在の入所状況を確認したところ、定員50名に対して待機待ちが30名で、うち本村の待機者が9名であるとの報告を受けました。 利用者の施設入所については、家族からの相談が包括支援センターにて受付、相談内容、状況把握を行い利用者の介護状況などに応じた施設入所の調整を図っております。現在においての施設入所者は、「やんばるの家」と「宅老所ひがし」で31名、その他施設に24名となっております。 3点目の特養老人ホームと他の老人ホームでは、利用額に大きな差がある。入居者への助成等について考えられないかについてですが、入所者の介護度認定状況によって利用額に違いがあります。介護度が高くなれば利用料も高くなりますし、利用者の収入状況や課税状況等によっても、利用料に違いがあると考えております。 沖縄県のホームページで情報を開示されております「宅老所ひがし」を確認しますと、令和2年9月1日現在において、月額利用料は8万3,000円から8万8,000円と公表されております。また、特別養護老人ホームや「やんばるの家」のホームページに掲載されている介護の3で試算しますと、9万円程度と、利用者の状況に応じて利用額に違いがあるものと思われます。 現在50名程度の方が村内外の施設に入所している状況であります。各施設によって利用料に個人差があることから、施設関係者、関係機関と調整を図ってまいります。 4点目の介護保険広域連合の令和4年度地域密着型サービス基盤整備計画の公募については、東村社会福祉協議会において地域密着型の通所介護事業の申請を令和4年度に行う予定となっております。 また、認知症対応型共同生活介護事業については、民間事業所が申請を計画していることのことから、村といたしましても関係機関と連携を図り施設導入に向けて対応してまいります。その他施設等については、今後の状況を踏まえ、関係事業所、関係機関と調整を図り検討してまいります。 以上で、答弁といたします。 ○議長(港川實登君) 神谷牧夫君。 ◆6番(神谷牧夫君) それでは、農業の担い手のことについて、まずお伺いしたいと思います。研修生は4人が卒業して皆さん全員就農されているということでありました。とても東村としてはこのチャレンジ農場がうまく機能しているのかなとは思ってはおります。 定住促進も踏まえて、この内容をちょっとお聞かせください。村内出身の方が何人で、実際、ここを卒業した方々はどちらに住んでいるのか。 ○議長(港川實登君) 農林水産課長、宮田健次君。 ◎農林水産課長(宮田健次君) お答えします。 今、現在4名の研修生でありますけれども、現在の研修生につきましては、村内の定住促進住宅に入居されております。研修終了しました3名の方につきましても、村内の定住促進住宅に入居しているところであります。 以上です。 ○議長(港川實登君) 神谷牧夫君。 ◆6番(神谷牧夫君) 全員が、じゃ、東村に今定住されているということでよろしいでしょうか。分かりました。 この中で、卒業後に農業委員会と連携して円滑に農業経営が開始できるようにというふうになっております。これは、チャレンジ農場を卒業して、例えばパインアップルを今お二人の方が栽培されているんですが、卒業してすぐ収入がある状態になっているのか、卒業してすぐ農地の取得ができるのか。農業委員会は農地の取得あっせんなどは農業者として登録されないとなかなかあっせんしてもらえないと思うんですが、その辺はどのようになっているのか教えてださい。 ○議長(港川實登君) 農林水産課長、宮田健次君。 ◎農林水産課長(宮田健次君) お答えします。 答弁でお答えしましたとおり研修中からの畑を探すなりの農業委員会とあっせんしているところであります。研修後につきましては新規就農という形で農地を借りるなり、借りることになりますので、そういうものに関してはスムーズにいっているものだと思っております。 それから、所得につきましても、できれば研修中のうちに少しばかり苗を植えたりしてできればいいのかなと思っていますけれども、それについてはちょっとまだ現実的にはなっていないところであります。 以上です。 ○議長(港川實登君) 神谷牧夫君。 ◆6番(神谷牧夫君) そこなんですよね。要するに担い手ということでチャレンジ農場で研修するわけですから、もうその段階で村としても農地の斡旋をして、独自で収入がすぐ卒業したら得れるように、前もって作付けなりできるような状態にしてないと、卒業してそれから農地のあっせんとなる、そこからまた作付けとか何とかしてやると、収入が随分遅れます。やる気も違ってきますので、この辺は村として、村独自のシステムとして農地のあっせん、農業者登録をもうチャレンジ農場に入った段階で農業者登録をしてもらうか、そういうふうなものを村として考えてもらえないか。これ可能かどうかちょっとお聞かせください。 ○議長(港川實登君) 農林水産課長、宮田健次君。 ◎農林水産課長(宮田健次君) これ御指摘の提案につきましては十分可能であるのかと思います。 以上です。 ○議長(港川實登君) 神谷牧夫君。 ◆6番(神谷牧夫君) ぜひ東村はパインアップルの村ではあるんですけども、今回、カボチャの拠点産地をいただいて、それなりに収入も上がってきておりますので、その辺はぜひ検討してできるようにお願いしたいと思います。 この中で、お一人だけマンゴー栽培をされたということがありました。このマンゴー栽培というのは、もちろん施設が必要ですし、収入まで最低でも3年から4年以上かかるんですが、その方についてはどうあっせんとか、助成とか手伝いをしたのかお聞かせください。 ○議長(港川實登君) 農林水産課長、宮田健次君。 ◎農林水産課長(宮田健次君) 1人につきましては、今回マンゴー栽培と書いてあるんですけども、実際はパインも当初のうちはやっておりました。現在はマンゴー栽培をしているところでありますけども、施設につきましては村内ではなくて、名護市のほうで施設を借りているようであります。 以上です。 ○議長(港川實登君) 神谷牧夫君。 ◆6番(神谷牧夫君) 名護市で施設を借りてやっている。じゃ、村内には住んでいないんでしょうか。なぜパインアップル栽培をしたのが途中で頓挫してマンゴーのほうに移ったのか、この辺聞いていましたらお聞かせください。 ○議長(港川實登君) 農林水産課長、宮田健次君。 ◎農林水産課長(宮田健次君) 1名につきましては、先ほども申し上げましたけども、村内の定住促進住宅に住んでおります。マンゴーの栽培をなぜしたのかについてはちょっと把握しておりません。(発言する者あり) ○議長(港川實登君) 休憩しますか。農林水産課長、宮田健次君。 ◎農林水産課長(宮田健次君) 失礼しました。パインの栽培を辞めた理由なんですけども、これについても村内のほうでパイン経営をしてあったんですけども、名護市と東村との行き来がどうだったのかというのはちょっと分からないんですけども、これにつきましても内容というか事情が聞いていないところであります。 以上です。 ○議長(港川實登君) 神谷牧夫君。 ◆6番(神谷牧夫君) この辺はせっかく東村でチャレンジ農場でパインアップルの栽培を研修してきたわけです。しかし、どうしてパインアップル栽培を諦めたかというのは、これはぜひ聞き取り調査をして、今後、自分たちの担い手育成に参考になると思いますので、この辺はしっかりと聞いていただきたいと思います。 これからまだまだ担い手不足ということで、この答弁書にもありますとおり村としてもいろいろ施策を行っているわけですので、そういったものの参考になると思いますので、ぜひお願いしたいと思います。 それから、このチャレンジ農場で研修している間、この方々の収入はどういう状態になっているのかお聞かせください。 ○議長(港川實登君) 農林水産課長、宮田健次君。 ◎農林水産課長(宮田健次君) 研修中につきましては、村の任用職員ということの扱いとなっております。 以上です。 ○議長(港川實登君) 神谷牧夫君。 ◆6番(神谷牧夫君) すみません、もう少し詳しく。例えばこの研修生が独身でお一人でしたらその費用で生活できるのか。もし妻帯者だった場合はどうなるのか、その辺をもう少し詳しくお願いいたします。 ○議長(港川實登君) 農林水産課長、宮田健次君。 ◎農林水産課長(宮田健次君) 村の任用職員の例規にのっとってやっておりますので、そのとおりであります。 以上です。 ○議長(港川實登君) 神谷牧夫君。 ◆6番(神谷牧夫君) はい、分かりました。任用職員ということで採用をされているということみたいですけども、これでうまい具合にいくんでしたらいいんですけども、やはり妻帯者で研修する場合はそれなりにまた考えていただけたらなと思います。 続きまして、2番目の高齢者福祉について伺います。 待機者が東村はこれだけいるとうことで、包括支援センターと相談しながら施設の入所を調整を図っていますということではあるんですが、これは優先的にその調整をした中で優先的に入所できることもあるんですか。例えばどういった状況だと優先的に入れるのかお聞かせください。 ○議長(港川實登君) 福祉保健課長、仲嶺真文君。 ◎福祉保健課長(仲嶺真文君) ただいまの質問にお答えいたします。 優先的にといいますか、最終的にこの事業所のほうの空き状況によって変わっていくと思われます。それと、あと介護度の状況に応じても各包括支援センターとはこの施設等々と調整を行って入所させている状況でございますので、その辺は施設と利用者の相談によって入所していると考えております。 以上です。 ○議長(港川實登君) 神谷牧夫君。 ◆6番(神谷牧夫君) 今、9名の方が待機されているということですね。この9名の方待機しておられるわけなんですが、介護度は介護3なのか4なのか5なのか、この辺まで把握していますか。 ○議長(港川實登君) 福祉保健課長、仲嶺真文君。 ◎福祉保健課長(仲嶺真文君) ただいまの質問にお答えいたします。 この9名の介護度は3以上だと思いますけども、3、4、5のいずれなのかというのはちょっと把握しておりません。後ほど、資料はあると思いますので確認したいと思います。 以上です。 ○議長(港川實登君) 神谷牧夫君。 ◆6番(神谷牧夫君) この老人施設については、今回、村長の施政方針の中では具体的にはうたわれておりませんでした。先ほど述べたように65歳以上の高齢者が村民の約3分の1に達するわけなんです。そのうち介護認定を受けているのが百四、五十名東村ではおられるわけなんですね。東村ももちろん少子高齢化で高齢者がそれだけ増えてきています。家族でも介護に大変苦労しているところがありますので、この老人施設については今年たしか基本計画を作成するというふうになってはいるんですが、この基本計画を策定してからそれに取り組むのではもう遅いと思われます。 ですので、ぜひこの今年の施政方針の中には村長なにもうたってなかったんですが、介護連合の中ではこういった公募も出てきておりますので、村として早急に対応するようお願いしたいと思います。 それから、この待機している9名の家族で近々に何とかしてくれっていう相談とかも実際あるのかどうかお聞かせください。 ○議長(港川實登君) 福祉保健課長、仲嶺真文君。 ◎福祉保健課長(仲嶺真文君) ただいまの質問にお答えいたします。 すみません、そういった詳しい状況は把握しておりませんけど、この9名の方のうち、老人ホーム「やんばるの家」にされていますけれども、その他施設に入所の申込みをしているという方は聞いております。 以上です。 ○議長(港川實登君) 神谷牧夫君。 ◆6番(神谷牧夫君) その辺はしっかりと把握をしていただきたいと思います。 それから、先ほど特養老人ホームについては補助があって割と低額で利用できるということでありましたけども、こちらの答弁では介護3で試算されております。特養老人ホームで介護3で今入れる状況なのかどうかお聞かせください。
    ○議長(港川實登君) 福祉保健課長、仲嶺真文君。 ◎福祉保健課長(仲嶺真文君) ただいまの質問にお答えします。 特養老人ホームに関しましては介護3以上となっております。 以上です。 ○議長(港川實登君) 神谷牧夫君。 ◆6番(神谷牧夫君) 介護3以上が入れるのは分かっております。実際に今、現在介護3の人たちが入居できるのかどうか。 ○議長(港川實登君) 福祉保健課長、仲嶺真文君。 ◎福祉保健課長(仲嶺真文君) ただいまの質問にお答えいたします。 先ほども述べたとおり、待機者が今9名いらっしゃいます。その中で介護度がどういった状況かというのは先ほど言いましたように、ただいま把握しておりませんけれども、入所の基準といたしましては介護3以上が入居されるということになっております。 以上です。 ○議長(港川實登君) 神谷牧夫君。 ◆6番(神谷牧夫君) 待機が30名以上いるわけですので、多分、介護認定3では入所できないと思います。 その中で、月額利用料が宅老所では8万3,000円からと、それから介護3の場合は9万円程度というふうにうたわれております。一般の国民年金を支給されている方々の月に計算したら支給額どれぐらいか御存じでしょうか。 ○議長(港川實登君) 休憩します。                             (11時36分) 再開します。                                        (11時36分) 住民課長、比嘉誠君。 ◎住民課長(比嘉誠君) ただいまの神谷議員の質問にお答えいたします。 国民年金の受給者、満額受給されている方が約年間80万円受給されていると思います。なので、月に換算しますと約6万7,000円の受給になっているかと思います。 以上です。 ○議長(港川實登君) 神谷牧夫君。 ◆6番(神谷牧夫君) 一般の国民年金だけの支給の方は、月額で今お答えになったように6万7,000円、こちらの今、答弁書にある金額には大きな差があります。この負担額は、家族がいれば家族のほうでみんなで負担してもらうんですが、老人世帯、夫婦で年金世帯だとこの額を払うのには大変厳しいと思いますが、このことについて、村長、どういうふうに考えられますか。 ○議長(港川實登君) 村長、當山全伸君。 ◎村長(當山全伸君) それでは、神谷議員の質問にお答えいたします。 国民年金、年間80万、これが100%納付して受給できる金額だという話でしたので、6万7,000円付けた。非常に厳しい環境だなと感じております。 本来は、介護保険は介護保険料を納めて、その部分で補うと、そういうことが本当は基本ではないかなと考えておりますが、実情は非常に厳しい環境であると考えております。これについては、村がどうということじゃなくて、この年金でできるような仕組みができるのかと、これはまた介護保険料で補えるのかどうか。それが可能性としてどうなのかということは、今後、我々もちょっと調査したいなと考えております。ただ、厳しいというのは分かっておりますし、10万円のさらに8万3,000円、これは逆に言えば家族が負担しているのかなと思っております。 以上です。 ○議長(港川實登君) 神谷牧夫君。 ◆6番(神谷牧夫君) 村長の認識も大変厳しいということでありました。先ほども述べたように家族がおれば、その差額については補てんすることもできます。ただし、老人世帯だけだとなかなかそういったこともできません。体を悪くしても入所できない状態もありますので、その辺は村としてよくよくこの施設の方々、それから包括支援センターも併せて相談しながら、東村独自の仕組みをぜひ、當山村長考えていただきたいと思います。 ちなみに、この近隣の村では、入所者に対して何万円かの補助を行っているということもありました。それについては、関係課の職員はこれには詳しいかと思いますので、そういった近隣の町村の取組みも参考にしながら、ぜひうちの村でも取り組むようにしていただきたいと。特にうちの村は農村立村でしたので、厚生年金等々に加入している方は少なくて、国民年金の方がほとんどですので、その辺はぜひ参考にしていただきたいと思います。 それから4点目に伺いました、広域連合での計画なんですが、これについては、デイサービスについては、社協のほうでスタートするということなんですが、その辺の取組みはちょっとお聞かせください。 ○議長(港川實登君) 福祉保健課長、仲嶺真文君。 ◎福祉保健課長(仲嶺真文君) ただいまの質問にお答えいたします。 村長の答弁でも申し上げているとおり、社会福祉協議会のほうでは現在、令和4年度に申請、介護広域連合に申請を行う予定となっておりまして、令和5年度に開所予定というスケジュールで今、進めております。 以上です。 ○議長(港川實登君) 神谷牧夫君。 ◆6番(神谷牧夫君) これ、今現在使われている、やんばるの家でのデイサービスと重複するのか、それとも向こうに行っている東村の利用者は、全て村内の福祉協議会で受け入れることができるのか、お聞かせください。 ○議長(港川實登君) 福祉保健課長、仲嶺真文君。 ◎福祉保健課長(仲嶺真文君) ただいまの質問にお答えいたします。 現在、やんばるの家に通っている方もいらっしゃいます。今回計画されています、地域密着型ということで、村内の方が利用するということになっております。人数に関しましては、今後の状況がどういった方々が出るのかちょっと分かりませんけれども、最終的には利用者の方が申し込みをして、そこで利用するということになっておりますので、その辺は関係機関と調整を図ってまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(港川實登君) 神谷牧夫君。 ◆6番(神谷牧夫君) これたしか、利用者の人数の制限があったような気がするんですけれども、なければそれでいいんですが。東村の利用者が皆さん利用できるんでしたら、それに越したことはございませんので、ぜひお願いしたいと思います。 それからもう一点は、今、認知症対応型共同生活介護事業について、民間の事業者が申請を行うということであります。今現在、東村には宅老所が1件ございます、民間の。そういったことも含めて、先ほどからあるように、東村においては認知の高齢者が増えてきていますじゃなくて、増えております。ますます増えていくとこで、ぜひこの施設も東村に村としても、何としても設置するように協力していきたいと思いますが、村として具体的にこの申し込んでいる事業者と、話し合いなり調整なり行われたのかどうか、お聞かせください。 ○議長(港川實登君) 福祉保健課長、仲嶺真文君。 ◎福祉保健課長(仲嶺真文君) ただいまの質問にお答えいたします。 この申請に関しましては、直接民間の方々が広域連合に申請するということになっております。今回、答弁でもありますとおり、民間事業所が申請を計画しているということがございました。それに関しましては、2月ごろに村内、こういった高齢者に携わっている事業所を集めまして、その中でその事業所が令和4年度に申請したいということで、お話は伺っております。 以上です。 ○議長(港川實登君) 神谷牧夫君。 ◆6番(神谷牧夫君) 具体的に、村としてどういった支援ができるのか、考えているのがありましたら、お聞かせください。 ○議長(港川實登君) 福祉保健課長、仲嶺真文君。 ◎福祉保健課長(仲嶺真文君) ただいまの質問にお答えいたします。 この申請に関しましては、直接どういった支援ができるかと言いますと、申請に関して必要な書類とか、相談とかあれば、そういった調整はできるかと思います。 最終的には、介護広域連合会のほうに申請を出して、向こうが許可を出すというふうになっておりますので、先ほど議員からございますとおり、我々としてもどうしてもこの季節は、ぜひ導入して、村内でやっていただきたいということがございますので、関係機関とも今後、連携を図りながら申請に向けて調整はしていきたいと考えております。 以上です。 ○議長(港川實登君) 神谷牧夫君。 ◆6番(神谷牧夫君) 今、担当課長がおっしゃるように、ぜひ村としても、私もほしいですし、ぜひ導入できるように村としても後押ししてほしいと思います。 そこで村長、ぜひこういった施設が、公費で建てるわけじゃなくて、これは民間の方が申請して、民間でやるわけなんですが、村としてもぜひこれを後押ししていただきたい。 最後に村長、こういったことについて一言お願いします。 ○議長(港川實登君) 村長、當山全伸君。 ◎村長(當山全伸君) それでは、神谷議員の質問にお答えいたします。 高齢者、少子高齢化ということで、東村も高齢化率が36%になっております。そういうことで、高齢者の方々が地元で安心して安全に暮らせるという状況作るのは、我々の、行政の大きな役割ではないかなとは考えております。 そういう中で、認知症含めて、有料老人ホーム、一心会、やんばるの家の皆さん、さらには宅老所東の皆さんには大変お世話になっております。 そういうことで、現在います、先ほど答弁したように社協も通所型のデイサービスをしたいと、やんばるの家でも現在やっていると、それと宅老東も受け入れをしながら、認知症も含めて受け入れもしながら経営しているということでありますので、お互いにバッティングしないほう、こういうことをこっちはここでやります、ここはこれやります、調整するのが非常に必要になってくるんじゃないかなと、私としては思っております。 民間の皆さんが、手を挙げるのは我々やめなさいということは言えないです。逆に必要だから、そういう施設はじゃあ一緒に協力して、調整しながらそういう取組みをしていこうということが、非常に必要ではないかなと思っております。 以上です。 ○議長(港川實登君) 2番、神谷牧夫君。 ◆6番(神谷牧夫君) 村長がおっしゃることのように、ぜひ村に、この認知症の施設は、計画されている施設を導入、建設できるように、村としてもぜひ後押しをしていただきたい。それと入居者への援助、助成についても、ぜひ早急に考えていただきたいと思います。 以上で終わります。 ○議長(港川實登君) これで、農業担い手育成と高齢者福祉について伺うの一般質問を終わります。 しばらく休憩します。                                    (11時49分) それでは、午前中に引き続き、一般質問を再開します。                     (11時49分) 7番、比嘉重範君。 ◆7番(比嘉重範君) 一般質問を行います。 幼稚園、小学生、中学生の給食費について。 4月からの新規の幼稚園生の人数と1人当たりの給食費、小学生も中学生も同様で何人で何円か。 半額助成は幼稚園も行っているのか。 令和3年度の幼、小、中学生の給食費は幾らか。 各助成は幾らか。 令和4年度から沖縄県で給食費無償になる市町村は何箇所か。 ふるさと納税を活用して4月から本部町は幼稚園から中学生まで1,357人に給食費約6,700万円を見込んで無償にするとありました。本部町のふるさと納税額は約2億1,000万円で返礼品額を引いて約1億1,000万円とありました。給食費はふるさと納税の約60%になります。東村は返礼品引いた半額を見込んでも7,500万円は、ふるさと納税、あると思いますが、給食費を無償にする予定はないのか伺います。 ○議長(港川實登君) 答弁の発言を許します。村長、當山全伸君。 ◎村長(當山全伸君) それでは、ただいまの比嘉議員の質問にお答えいたします。 令和4年4月からの新規の幼稚園生は17名となっております。 給食費は、月額で、主食費が500円、副食費が2,500円で、合計3,000円となっております。 小学生90名で、1人月額3,700円です。中学生は31名で、1人月額4,400円となっております。 助成金額についてのお尋ねがありました。幼稚園児への給食費助成は、現在実施しておりません。小学生及び中学生においては、給食費の半額を助成しております。 令和4年度から無償化を予定している市町村は、新聞報道で2か所と確認しております。沖縄県学校給食共同調理場連絡協議会によると、無償化を実施している市町村は5か所あり、令和4年度からの2か所を加えると7か所が完全無償化を実施していることになります。 助成事業を実施している市町村は21団体となっております。また、助成していない市町村は10団体ありました。 ふるさと応援寄附金を用いて給食費を無償化するとの御提案がありましたが、現在のところ、給食費を完全無償化する予定は、今のところ考えておりません。本村の次年度のふるさと応援基金は、総額1億5,160万円を見込んでおり、教育委員会で新年度に予定している事業として、公民館図書購入事業に100万円、学習支援員配置事業に680万円、村営塾へ850万円を予定しており、総額1,630万円の充当を予定しております。他部局での事業も予定されていることから、ふるさと応援寄附金を充てることは厳しい状況であります。 安定的な財源確保ができれば、事業実施について教育委員会で協議をしてもらいたいと考えております。 以上、答弁といたします。 ○議長(港川實登君) 比嘉重範君。 ◆7番(比嘉重範君) 今の答弁書を見ますと、幼稚園から中学生まで合わせて138名、今、金額を聞きますと、給食費、幼稚園生が全額で61万2,000円、小学生は半額ですので、半分を見ると199万8,000円、中学生は半分を見て81万8,400円、合計で342万8,400円となります。これだけの金額をなぜ補てんできないかと私は思ったりもしております。 先ほど、幼稚園生の給食費助成は現在実施していないとありました。その理由をお聞かせください。 ○議長(港川實登君) 教育長、比嘉鶴見君。 ◎教育長(比嘉鶴見君) ただいまの議員の質問にお答えします。 幼稚園のほうは、主食が500円、そして、副食が2,500円、そして、合計3,000円の負担ということでありますけども、近年、保育料の無償化をもらっております。そして、預かり保育料も、ほぼ皆さん0円となっております。 その中で、副食費は2,500円ではあるんですけども、課税者のみの負担ですので、全体で3,000円ではなくて、3,000円以下の方も多いということです。義務教育前の保育ということで、こちらは負担していただく形で考えております。 以上です。 ○議長(港川實登君) 比嘉重範君。 ◆7番(比嘉重範君) 他の市町村では助成しているところも結構あると思いますけども、私はぜひやっていただきたいと思っております。 今見ると、教育委員会で予定している事業として、合わせて1,630万円充当するという形でありますけども、これだけだと、ふるさと納税の22%です。あと5%上げれば2,000万円できて全額無償化できると思うんですけども、その辺は考えられないですか。 ○議長(港川實登君) 教育長、比嘉鶴見君。 ◎教育長(比嘉鶴見君) 教育委員会のほうで、こちら、教育委員会事業でいろいろふるさと納税を活用させていただいています。もちろん、給食費もそういう形で、金額的に言うと、一気に無償化できないかという考えもあるかと思うんですけども、教育委員会会議などでもこの無償化の話題を出しますけども、積極的に完全に0円、無償化ということを、意見を述べる方々はなかなか出てこない。逆に、1食100円で食べられている分だと説明しますと、100円ぐらいはやっぱり負担していただくほうで、皆さん、村民、ほかの方々の税金も活用しているので、ありがたさと言ったらなんですけども、負担をお互い担っていくということは必要じゃないかという意見が多くありますので、その辺をまた尊重しています。 この辺につきましては、また、村長を含めた教育総合会議がありますので、もし、その辺を村長部局の財政部局からも相談等がありましたら、まとめて、村長、そして、教育委員、私を含めて総合教育会議のほうで、討議、検討をしていく必要はあるかと考えております。 以上です。 ○議長(港川實登君) 比嘉重範君。 ◆7番(比嘉重範君) 国頭村も10日の議会で給食費を無償化にすると新聞にありました。こども園は、一部無償、小・中学は半額にしていたが4月からは無償になると。児童生徒541人に対して600万円を盛り込んだ新年度予算を可決する見込みとありました。財源は、県が子供医療費助成の対象を中学生まで拡大するための削減される費用などを充てるとありました。この中身は私は分かりませんけども、東村もあるのではないかと思います。 また、小・中・高校生が部活動などで県大会、全国大会などに出場する際、渡航費や宿泊費、全額村が負担する費用も予算に盛り込むということがありました。東村は、こういったものを人材育成基金で少しは出しているかと思いますけども、私、全額は出していないと思うんですけど、どうですか。 ○議長(港川實登君) 総務財政課長、宮城調秀君。 ◎総務財政課長(宮城調秀君) ただいまの比嘉議員の質問にお答えします。 人材育成の活用についてですけれども、ちょっと詳細の補助対象の額は、今、ちょっと手元に資料がありませんけれども、交通費と幾つかの制約はあったとは思いますけれども、議員指摘のとおり、一部の補助だったというふうに認識しています。 以上です。 ○議長(港川實登君) 教育長、比嘉鶴見君。 ◎教育長(比嘉鶴見君) ちょっと補足させていただきます。 議員のほうが渡航費という形で言っていただきましたけども、渡航費というと、飛行機賃、あるいは船賃、あるいはバス賃等と係るものだと思いますけども、この人材育成基金のほうでは、学校の方が、競技会の大会等、どのくらいの費用がかかるかということを積算書を出していただいて、その中で、渡航費、宿泊費等は、完全にカバーするような形での人材育成基金の支出となっていますので、あとの、その他個人的な部分ではどうしても厳しいですので、特に県外ですと飛行機賃等、あと、宿泊費はカバーしていますので、この辺は十分いき足りているのではないかと認識しております。 以上です。 ○議長(港川實登君) 比嘉重範君。 ◆7番(比嘉重範君) 分かりました。 国頭村長は、子育て世帯の負担を減らし、魅力的な環境を整えることで人口防止につなげたいと国頭村長は言っております。私は、国頭村はすばらしいなと思いました。 東村は、教育懇談会などで、父兄などが、幼稚園あるいは小学校を早めに統合したほうがいいと、私は聞いていますけども、なかなか統合もしない。私は、統合をしたら、給食費の経費や部活動とか、その経費も国頭村みたいにできると思います。 そこでお聞きします。 村長、統合も給食費もやらないという理由は何かあるんですか。 ○議長(港川實登君) 村長、當山全伸君。 ◎村長(當山全伸君) 比嘉議員の質問にお答えいたします。 これは、長年の皆さんの質問もありまして、我々としては、学校、子供の教育環境をいかに整えるかということが、まず主ではないかと考えております。 先ほどの答弁の中でも出てきたと思うんですが、学校がコミュニティスクール、要するに地域で盛り上げていくと、そういうことも重要なことではないかと考えております。その中で、子供の教育環境を整えるために、我々は、トータルで予算の執行をする必要があるんじゃないかと考えております。例えば、子供の教育環境、GIGAスクール推進、さらには、子供なんかの英語教育、検定料の無料化、そういったもろもろのものを含めて、トータルの予算の中でそれを議論していくべきではないかというふうに考えております。 ただ、財源が今は厳しいということで、教育委員会の中でも議論がされてないようでありますが、我々としては、行政と教育委員会の総合教育会議がありますので、その中で、先ほど教育長が答弁したように、財源が確保できる可能性があれば、財源を確保するように努めて、その辺の話は議論していきたいと考えております。 以上です。 ○議長(港川實登君) 比嘉重範君。 ◆7番(比嘉重範君) 財源がないとか、そういうような感じで話をしているようですけど、私は、ふるさと納税、東村で1億5,000万円、それを半額にしても7,500万円あるということで、寄附されているのがこれだけあるわけですから、子供たちのために、ぜひこういったものを活用して、ぜひ、早めに無償化にするように、北部、本部、それから、国頭もやるわけですから、早めにできるように要望して終わります。 ○議長(港川實登君) これで、幼稚園、小学生、中学生の給食費についての一般質問を終わります。 次に、3番、伊佐真次君。 ◆3番(伊佐真次君) 一般質問に入る前に、一言。 現在、ロシアによるウクライナ侵攻、侵略に対し抗議をし、一刻も早くロシア軍はウクライナから撤退し、平和的な解決を求めたい、そのように思います。 それでは、一般質問を行います。 子育て支援について。 児童扶養手当が2か月に一度の支給になっているが、毎月支給にできないか。 あがいてぃーだ塾の利用者数を教えてください。有銘校区、東校区の利用者状況。 あがりキッズの利用者数。有銘校区、高江校区の利用者の状況。 それから、有銘、高江小学校の空き教室を利用した学習塾や学童保育の実施はできないか。 コロナ感染症の流行で仕事やアルバイトに影響が出ています。学生の食糧支援など全国的に行われている現状がありますが、その中で生理用品の貧困の話題も、今、出てきています。東村が各学校に生理用品をトイレ等に無償配布できないものか。 よろしくお願いいたします。 ○議長(港川實登君) 答弁の発言を許します。村長、當山全伸君。 ◎村長(當山全伸君) それでは、伊佐議員の質問にお答えいたします。 児童扶養手当が2か月に一度の支給になっているが、毎月支給にできないかとのお尋ねがありました。児童扶養手当は、国が定める児童扶養手当法により、沖縄県が支払いを行っております。また、手当の支払いについては、令和2年に年4回から年6回、2か月に1回に制度改正されております。 あがいてぃーだ塾の利用状況について、お尋ねがありました。令和3年度利用者の16名のうち、高江小学校区在住の生徒1名、有銘小学校区在住の生徒3名の利用がありました。 あがりキッズの利用者数についてのお尋ねがありました。令和2年度のあがりキッズの利用者数は46名で、高江校区で3名、有銘校区で17名となっております。 有銘、高江小学校の空き教室を利用した学習塾や学童保育の実施はできないかとのお尋ねがありましたが、空き教室の状況は、中学校統合後、利用計画はそれぞれの学校長によってなされておりますが、有効に利用するには、学校長だけでは十分とは言えません。文部科学省が推進するコミュニティスクール構想を十分取り入れ、地域と連携することで利用価値が生まれてくるものと考えております。地域からそのような利用方法が提案されれば導入も可能であると考えますが、実施するに当たり、地域との合意や実施主体と共通理解を図る必要があると考えております。利用料で賄いきれるか、行政がどれぐらいの負担措置を取れば維持できるのか、十分に検討する必要があります。慎重に検討していきたいと考えております。 学校トイレに生理用品を無償設置できないかというお尋ねがありましたが、コロナ禍以降、経済困窮者がいることは想定されるところであります。議員御提案の学校トイレに生理用品を無償設置させていただくことは、校内児童生徒にとっても、教育上、大変意義があるものだと考えておりますので、早速、御提案のとおり設置に向けて取り組んでまいりたいと思います。 以上、答弁といたします。 ○議長(港川實登君) 伊佐真次君。 ◆3番(伊佐真次君) ありがとうございます。最後のほうも、生理用品のトイレ無償化の設置ですけれども、早速、提案のとおり設置に向けて取り組んでいきますとの回答でした。どうもありがとうございました。 この件に関して、教育長、学校側のとの話し合いとかというのはなされてこういう答えになったのでしょうか。 ○議長(港川實登君) 教育長、比嘉鶴見君。 ◎教育長(比嘉鶴見君) ただいまの議員の質問ですけども、先だって、2週間ほど前ですけども、10日ぐらいですか、県内の生理用品の無償化等々と運動を進めている団体のほうがいらして、お二人ですけども、こちら、教育長室のほうでお話させていただきました。実際、生理用品のほうも、そんなに大量ではないんですけども寄附していただいて、御活用いただきたいということでありましたので。 こちらのほうは新聞報道等々では話題になって、各市町村、進めているところはあるとは思うんですけども、まだ、東村のほうでは、学校との御相談はまだしておりません。ただ、流れ的に考えると、トイレットペーパー同様、生理用品もトイレにあってもおかしくないだろうという判断は教育委員会ではしております。 ただ、学校現場は、いろいろ、子供たち、先生方等々の動きがありますので、その中で、単純に生理用品をトイレに置くということがいいのかどうかは、しっかり学校側の先生方、特に養護教諭の先生などとは綿密に相談しながら設置していきたいと考えております。 以上です。 ○議長(港川實登君) 伊佐真次君。 ◆3番(伊佐真次君) ありがとうございました。 児童扶養手当の件ですけれども、県が支給しているので2か月に一遍だということはよく分かります。利用者というか、受給されている方の声を聞きますと、2か月に一遍でもやりくりが難しいというような声もありましたので、ぜひ、県のほうに毎月支給はできないものかということを村のほうからも提案できればいいのではないかと思いますが、その辺は、ちょっとそういう相談もできるかどうか、ちょっとお伺いしたいと思います。 ○議長(港川實登君) 福祉保健課長、仲嶺真文君。 ◎福祉保健課長(仲嶺真文君) ただいまの伊佐議員の質問にお答えいたします。 今、ありました県のほうに提案ということがございましたが、そういった状況と言いますか、要望がありましたということは、会議とか、その中では挙げることは可能かと思っております。 以上です。 ○議長(港川實登君) 伊佐真次君。 ◆3番(伊佐真次君) ぜひ、お願いしたいと思います。 それから、塾の件ですけれども、私、まず最初に塾の件というよりも学童保育を高江に設置したらどうかということを、お母さん方にちょっと聞き取りをしてみました。その中で、学童があれば助かるというような声もあった中で、子育てが終わっているベテランのお母さんが、学童も欲しいけれど、私たちの子供がいたときに欲しかったのは塾だと。塾が高江にもあったら大分楽だったというような話を伺ったんです。それで、どんな小さい集落でも、学校でも、そういう塾を欲しているというようなところがあれば、今、川田で塾をやっていますけれども、有銘、高江でもできないか、その辺も一度お伺いをしたいともいます。 ○議長(港川實登君) 教育課長、上原朝文君。 ◎教育課長(上原朝文君) ただいまの御質問にお答えいたします。 現在は中学生向けに中学校の多目的室を利用して塾を行っています。これも中学校3年生に限ってやっておりますけれども、今、おっしゃられているのは、小学生向けの塾ということでよろしいでしょうか。 塾の経営を行うに当たっては、非常に料金がかさむということも現実的にありますので、そこら辺が維持できるのかというのは検討が必要かと思いますので、いろいろ調査させていただきたいと思っています。 以上です。 ○議長(港川實登君) 伊佐真次君。 ◆3番(伊佐真次君) 村長答弁の中にも、文部科学省が推進するコミュニティスクール構想を十分に取り入れて地域と連帯するというふうに言っています。 ちょっとコミュニティスクールと学童とちょっと混同してしまいますけれども、そのコミュニティスクールと、例えば貧困緊急対策事業と組み合わせて、学童と、また、学習塾もできないかと。あと、教室、例えば高江の場合は学校に入ってすぐに視聴覚室とコンピューター室が校舎と別で、離れてあります。そういうものを遊ばすというのは非常にもったいないわけですから、それを利用してぜひできないかというふうに思っていますが、その辺はいかがでしょうか。 ○議長(港川實登君) 教育課長、上原朝文君。 ◎教育課長(上原朝文君) ただいまの御質問にお答えします。 コミュニティスクールの一環として、地域の方々を活用してということであれば、今後、十分検討できるかと思いますので、御提案はお受けして、地域に持ち帰って議論していただこうかと思っています。地域からそういう声があれば、積極的にやっていくほうがコミュニティスクールとしても成功に導けるかと思いますので、地域の人が塾の講師なり、学童保育の一役を担っていただけるんであれば、これは非常にいいことかと思っています。 以上です。 ○議長(港川實登君) 伊佐真次君。 ◆3番(伊佐真次君) 実は、僕はこの学童の件でちょっとお母さん方にお話を聞いたときに、学童があったらどうするといったときに、ある方は、私、協力しますというふうな答えがすぐに返ってきたんです。私、はっと思ったんですが、それは、私は英語を教えることができるから、英語なら学童で一緒に英語をやってもいいというような、そういう返事だったんですが、やはり、地域の中でそういう特技、特徴を持っている技術者とかいれば、そういうのをどんどん活用していっていただければというふうに思います。今のコミュニティスクールと合致するんじゃないかというふうに思いますが。 それと、また、貧困緊急対策事業が今回1,600万円ありましたけれども、それを活用しての学童の設置というのは、ちょっと難しいでしょうか。 ○議長(港川實登君) 福祉保健課長、仲嶺真文君。 ◎福祉保健課長(仲嶺真文君) ただいまの質問にお答えいたします。 貧困対策事業は貧困対策事業の目的と趣旨がございます。学童は、学童保育との趣旨がございますので、その辺は調べてみたいとは思いますけれども、その前に、貧困対策として、高江校区に貧困の家庭があるのかということも調査してみたいとわかりませんので、その辺は、今のところ組み合わせるのはちょっと厳しいかと考えております。 以上です。 ○議長(港川實登君) 伊佐真次君。 ◆3番(伊佐真次君) 緊急対策事業、あがりキッズもこの枠からの事業ではなかったでしょうか。 ○議長(港川實登君) 福祉保健課長、仲嶺真文君。 ◎福祉保健課長(仲嶺真文君) ただいまの質問にお答えいたします。 あがりキッズは、先ほど申した貧困対策事業でございます。学童はまた学童保育と別の事業となっておりますので、その辺は事業の目的、制度が違いますので、先ほど述べたように、一緒に対応するというのは厳しいかと考えております。 以上です。 ○議長(港川實登君) 伊佐真次君。 ◆3番(伊佐真次君) それで知ったら、あがりキッズの、今、コロナ対策で1か所であがりキッズができないで分けています。その1つの方法として、高江、有銘でもできるのではないかというような気もしますけれども、その辺はいかがでしょうか。 ○議長(港川實登君) 福祉保健課長、仲嶺真文君。 ◎福祉保健課長(仲嶺真文君) ただいまの質問にお答えいたします。 今回、2つに分かれていますのは緊急的なことでございます。これも、昨年度から追加で予算がついたもんですから、それに合わせて2か所で分けてやっております。次年度に関しましても、その辺は県のほうと調整をしながら行っていきたいと思うんですけども、コロナ禍によって、今の状況で分けているというのが現状であります。 以上です。 ○議長(港川實登君) 伊佐真次君。 ◆3番(伊佐真次君) 居場所づくりということでちょっとお聞きしたいんですが、この春休み、夏休みなどで、各公民館でやっていたと思うんですけれども、来年度の居場所づくり、公民館利用とかっていうのはどのような計画になっていますか。 ○議長(港川實登君) 教育課長、上原朝文君。 ◎教育課長(上原朝文君) ただいまの御質問にお答えいたします。 従来は、各字の公民館で実施をしていました。これは、事業主体としては、各字公民館が主体になっていて、教育委員会がその事業に補助金を出すという形になっておりましたが、各字で担い手が見当たらないということで、だんだん実施する数が少なくなってきていました。それで、去年から中央公民館のほうで、1か所で預かり事業を実施しているという流れもありましたので、今年度も1か所で実施するというふうに予定をしているところです。 以上です。 ○議長(港川實登君) 伊佐真次君。 ◆3番(伊佐真次君) できれば、やはり各字でやってもらいたいというのが地域の方の想いですので、くみ取っていただきたいということもあります。 最初のほうで、生理の貧困の質問で非常にいいお答えがありましたけれども、本当に生理の貧困というのは経済的理由で生理用品を十分に入手できないことというふうに言われています。支援を求める声が高まっていて、地方公共団体では、無料提供などの取組が、今、行われているところです。東京都は、昨年9月から全ての都立学校で女子トイレに生理用品を配置することを決めています。 これは、なぜ生理の貧困化というのが出てきますけれども、やはり、コロナ禍が長引いて経済的に困窮する方々が増えたというような理由になっています。実は、昨年から私も少しお手伝いをしていますけれども、大学生の食糧支援というのが名護市であって、この間、2月で6回目を迎えました。このコロナ禍で、本当に学生たちのバイトがなくなって、バイト代が入らないと、親の仕送りだけではとてもじゃないけど暮らせない。食費を減らすというような方々の声がありました。そこで食糧支援を行ったんですけれども、皆様の本当に寄附で食料とか、現金とかで集めて、それから食料を買ってというようなことをしましたけれども、食料といっても、お米から調味料、それから、生活用品、洗剤、石鹸とか、タオルとか、ティッシュとか、その中に生理用品もダーッと並べられましたけれども、すぐに、全部持っていってなくなったんです。そのくらい、そういうものも買えないというのが実際あるというふうな現状です。 日本ユース女性の生理をめぐる意識調査というのをやった団体があります。2,000人を対象にして、15歳から24歳の女性を対象にしたアンケート、この中で、生理用品の購入をためらった理由というのがありまして、224人が収入が少ないから、179人が生理用品が高額だから、173人がこづかいなど使えるお金が少ない、あと、167人がほかのことにお金を使わないといけない、34人ですけれども、親や保護者が買ってくれないと、そういう答えが出てきています。そして、買えない場合はどうしているんだというような質問に、トイレットペーパーやキッチンペーパーで代用をしていると、これが275人という数になります。 これはまた別の団体ですけれども、生理用品の無償配布を実現する会という代表の人、女性ですけれども、トイレットペーパーで代用する女性が多いことに胸が締め付けられるというような感想も出ています。また、1つの物を長期間利用して、交換の頻度を減らしたというような、そういう答えも出ていると。非常に我慢を強いられているような現状です。そういうことで、今の日本の社会、生理用品を無償で提供するというような署名活動もあったりしています。 そういうことで、去年も、実は議会でもそのような陳情もありましたけれども、取り上げるには至っていませんが。 海外の事例も少し報告しますと、スコットランドでは、世界で初めての無償化の提供、ニュージーランドとフランスは、全ての学校で無償化提供、アメリカのニューヨーク州などは、学校や避難所、刑務所などで無償提供、イギリスは、一部の生理用品に対する税金の撤廃をしています。というふうに、日本は先進国と言いながら、そういう面では非常に遅れているのではないかというような気がします。先ほど教育長が言ったように、トイレットペーパーを、誰でもどこでも使える時代になっていますが、生理用品もすぐにでも使えるというような状況にしていかないといけないのではないかというふうに思います。 皆さん、SDGsという言葉はよく聞くと思います。国際連合加盟国が全会一致で採択していますけれども、持続可能な開発目標、その中に、貧困をなくそうというのがあります。そして、4番目に質の高い教育をみんなにというようなことがあります。先ほど学習塾の話もしましたが、それも質の高い学習を、教育をどこでも受けられる、みんなに受けられるようにしたい、これもSDGsの1つの目標になっています。 そして、これは全部で17の目標がありますけれど、11番目に住み続けられるまちづくりをというのもあります。これは、小さな村でも大きな町でも同等の生活ができるように、そして、同党の教育が受けられるようにということで、これもその目標になっていますが、それは同等の、どこでも同じ教育が受けられるということで達成できる。小さい村でも、高江でも、有銘でも、同じように教育が受けられるというのは非常にいい、SDGsの目標にも見合っていると思いますが、教育長にお伺いしますが、教育の平等の観点から、今の小さい学校も大きい学校もというのは話しましたけど、その辺、教育の平等ということでちょっとお答えいただけますか。 ○議長(港川實登君) 教育長、比嘉鶴見君。 ◎教育長(比嘉鶴見君) ただいまの質問、大分深い質問で、まとめることができるかどうか分かりませんけども。 今、教育委員会のほうでは、高江校、東校、有銘校、全ての学校において小規模校であります。そして、高江においては極小規模校ということでありますけども、予算面において、子供たちの必要なものはできるだけそろえてあげるように予算措置をする。そして、給食費に関しても、完全無償化はできなくても、できるだけ負担の軽い方向でいきたいということでの予算措置をしています。 あとは、子供たちが小学校、中学校を卒業して、ここから出ていくときにどうだろうかというところが課題はあると思います。高校生、あるいは大学生になったときに、果たして東村出身の子供たちが町で育った子供たちと同等の生活の中で学習できているかという部分、その辺はちょっと心配なところがありますので、これは、村を挙げて、教育委員会も含めて、財政も含めて考えていく必要があるかと思っています。ただ、村内にいる間、義務教育の間はしっかり手当をして、子供たちが同じような環境の中で勉強ができるような形にはしたいと思います。 先ほどいった生理用品のことも、常に学校の女子トイレには生理用品がトイレットペーパーと同じように設置されている。もし可能であれば、これは学校にいる間しか使えませんので、家庭に帰ったらどうなるかということも考える必要があるかと思います。そういう場面では、また養護教諭のほうが少しお手伝いをして、保健室に行けばお家で使える分ももらえるという形のことをすれば、大分負担は減るかとも考えますので、その辺は事細かに子供たちの生活状況を私たちも見極めながら、学校の要望、あるいは地域の要望に応じて、それを予算化しながら負担を軽減していく方向で考えています。 以上です。
    ○議長(港川實登君) 伊佐真次君。 ◆3番(伊佐真次君) どうもありがとうございます。 このSDGsと言われている質の高い教育というのは、決して高学歴を目指すというわけではないと思います。生きる力を育むというようなこともあると思うんです。だから、いきなり大都会に出たから、ここでギャップがあって大変ということもあるかもしれないけど、そこもまた教育で教えていって、学校教育でどこにでも生きられる力をつけていただければというふうにお願いをして、質問を終わります。どうもありがとうございました。 ○議長(港川實登君) これで、子育て支援についての一般質問を終わります。 次に、5番、仲嶺眞文君。 ◆5番(仲嶺眞文君) それでは、一般質問を行いたいと思います。 学校給食について問う。 1、幼、小、中の給食の状況はどうなっていますか。今の現状。 2、今は50%補助しているが、徴収状況とかはどうなっているのですか。 3、今後、無償化も考える必要があると思うが、どうかについて伺います。 ○議長(港川實登君) 答弁の発言を許します。教育長、比嘉鶴見君。 ◎教育長(比嘉鶴見君) ただいまの仲嶺議員の御質問にお答えします。 幼少中の給食の状況について、お尋ねがありました。令和3年12月に幼少中において残量調査を実施しております。高江小学校では感触、有銘幼小学校では野菜や魚介類に若干の食べ残しがあったものの、全体的によく食されております。東幼稚園では、野菜、魚天ぷらの食べ残しや牛乳などの残料がありました。東小中学校においては、小学校1年生は食べられる量は少ないが偏食は少なく、小学校4年生と6年生、中学2年生は完食しております。中学校では、男女の差や運動部への加入状況によっても、食べる量に差が見られるようです。なお、食べ残し等は1日3キロ程度となっております。栄養素やマナー等食育講話や授業などをとおして、食についての理解を深めていただくように取り組んでおります。 給食費の徴収状況についてお尋ねがありました。 令和2年度は、新型コロナウイルスの状況を鑑みて、東村学校給食費徴収条例第4条により免除措置をとらせていただきました。今年度は通常の徴収を行っており、100%の徴収率を見込んでおります。 給食費無償化についてお尋ねがありました。 令和2年度のような極めて厳しい状況が確認されれば、教育委員会としても何らかの措置を講ずる必要があるものと考えております。 以上、答弁といたします。 ○議長(港川實登君) 仲嶺眞文君。 ◆5番(仲嶺眞文君) 答弁ありがとうございます。前の比嘉議員がいろいろと読み上げをやっているので、自分が聞きたいことがほとんどなくなってきているんですが、また同じような答弁が返ってくると思いますので、ちょっと違った討議をやりたいと、教育課。 教育長、7月に就任されてもう約半年余り。どうです、今の学校の子供たちの状況とか、3校合わせてですが、今感じているというか、教育長がこういうことですよという、何かありましたらお願いします。 ○議長(港川實登君) 教育長、比嘉鶴見君。 ◎教育長(比嘉鶴見君) 本日も午前中、議会のほう少しお暇させていただいて、有銘小学校の卒業式に参加させていただきました。子供たち、少人数の子供たちであるんですけれども、特に先生方が子供たちに寄り添って指導していただいて、とても元気に、そして勉強も熱心に取り組んでいます。教育委員会も年間、各学校訪問して、子供たちの様子を見ていますけれども、とても子供たち素直で、勉学への取り組む姿勢がすばらしいなと思っています。幼稚園から小学校、中学校全ての儀式見ましたけれども、とにかく礼儀正しく、お辞儀も私よりも相当うまいです。それぐらい、子供たち立派に成長しているなと感じています。 ただ、村内の各学校それぞれ課題もありまして、学校になかなか行けていない子供たちも、最近は多々出てきているという現状があります。そういう現状をやはり教育委員会、そして行政が一体となって、また地域と一緒になって子供たちをうまく見守っていけたらなという感じでは思っています。その子その子の事情があって、学校に行けない部分がありますので、そういう個々の事情に寄り添いながら、学校の先生方と一緒に取り組んでいけたらなと思っています。 総じて、子供たち元気で、この前の高校受験も20名中18名合格しました。二次試験に臨む子も2人はいますけれども、私立もありますけれども、全体的に子供たちは優秀で頑張っているところがありますので、さらにまたサポートしていい子供たちに育てていけたらな、あるいはサポートできたらなと思っています。 以上です。 ○議長(港川實登君) 仲嶺眞文君。 ◆5番(仲嶺眞文君) 今日、朝ですか、教育課長のほうから残量調査というのをいただきまして、ほとんど比嘉議員が質問しておりますので、僕はまたちょっとその辺から伺いたいと思いますが、3校とも大体残量が多いのは、ワーストスリーは和風スパゲティが2割近くあるんです。ほかのところは14%、高江高はオール0%、残量がないということと、有銘幼稚園、小学校が和風スパゲティが19.2、違うな、一番上のか、スルルぐゎーの唐揚げですね、有銘小中学校は、32.1、次に和風スパゲティ、次にチムシンジ。東小中学校の場合は、1位が和風スパゲティ14.4%、2位がクーブイリチー12.1%、3位がベストスリーですね、3位がチヂミと。東幼稚園のものもやっぱり和風スパゲティですね、10%。1位が10.5の牛乳、2位、3位は10%ですね、魚天ぷらと和風スパゲティとなっていますが、そういう給食のメニュー、栄養士がたてるんだけど、和風スパゲティだったら和風スパゲティだけでいくのか、いやこれもちょっと食べ残しがあるからと、またカルボナーラにするとか、きのこスパゲティ、これがそういったあれとかはあったりするんですか。 ○議長(港川實登君) 教育長、比嘉鶴見君。 ◎教育長(比嘉鶴見君) いろいろ気になるところだとは思うんですけれども、やはり栄養士がしっかり栄養素を確認しながら、バリエーションに富んだ献立は立てております。ただ、どうしても子供たちの好み等々がありまして、これちょっと苦手だなというものは出てきます。これを今の時代は無理して食べなさいと、皆さんは給食終わり、あなたは残しているのでこれ食べるまでこちらにいなさいという教育はしていないんです。私たちの頃はそういうのあったかもしれませんけど、今は子供たちの個々に応じた食の好みも尊重しながらやっているものですから、どうしても幾分かは残量も出てくるとは思いますけれども、この残量もぱっと1日3キロですので、子供たち1人に換算すると20グラムとか、ある意味、平均すると微々たるものだと感じております。全てが全て完食するということは無理かもしれませんけれども、その辺はほとんど子供たちは完食に近い形で食べている、そして栄養はしっかりとれていると。痩せこけて、大変栄養的に厳しいよという子供たちがいるということは報告は受けていませんので、こちらは安心してやっていただきたいなと思っています。 ただし、子供たちが喜んで食べるメニューを立てるというのも、やはり栄養士の一つの裁量というんですか、力量だと思いますので、その辺は栄養士の方にも少しお伝えしながらやっていければなと思っています。 ○議長(港川實登君) 仲嶺眞文君。 ◆5番(仲嶺眞文君) 資料によると、有銘米、ジャガイモを贈呈していただきましたということの感想が書かれているんですが、その地産地消、東村からの食材とかどの程度、時期によってゴーヤだとかヘチマだったら、オジーオバーたーだったら、あたいぐゎーからいっぱいあるはずだけど、その地産地消と、これちょっと有銘米とジャガイモというのをちょっと説明をお願いします。それと地産地消どの程度。 ○議長(港川實登君) 教育課長、上原朝文君。 ◎教育課長(上原朝文君) ただいまの御諮問にお答えいたします。地産地消がどの程度いっているのかというのは、ちょっと調査したことがないんです。野菜とかそういったものについては、ほとんど村外からきているのかなと思っています。それとあと、高江小学校で学校で植えているジャガイモを提供してもらったということです。勤労生産の授業ですか、それでジャガイモを作っていたということで、給食に提供されているということと、有銘米というのが校庭で田んぼを作っていますけれども、そこで収穫された米を5キロほどいただいたという報告を聞いています。 ただ、東村でも登録をして学校給食の食材として使えるように登録制にしていますので、実際登録されている業者は1社のみになっています。きくらげでしたか、それが東村産ということになっています。 以上です。 ○議長(港川實登君) 仲嶺眞文君。 ◆5番(仲嶺眞文君) 分かりました。なるべく地産地消で、また登録される農家さんも増えればいいのかなと思っています。 それと、アレルギーについてはどんな、やっぱり子供たちにもアレルギー多いですよね。卵がだめだとか何がだめだとか、そういったものの対応はどうしてますか。 ○議長(港川實登君) 教育長、比嘉鶴見君。 ◎教育長(比嘉鶴見君) 先ほどちょっとこのことは触れませんでしたけれども、やはりアレルギーの子供たちも増えてはきていると思います。ただ、このアレルギーもすぐアナフィラキシーを起こすようなアレルギーを持っている子供たちというのは、そんなに多くはないと思います。子供たちもアレルギーの検査をして、検査結果出てくるんですけども、それを食べながら克服していくことができますので、この辺はうまく栄養士の先生方と、あるいは担任の先生方と調整しながらやっていけば大丈夫かなと思います。 ただ、先ほど言った急に救急車を呼ぶような症状が出てしまうと大変ですので、その辺は重々気をつけながらやっていく必要がありますので。現在は、アレルギーがひどくて弁当を持っている子供たちというのは、二、三年前にはいましたけれども、現在はいない状況ですので、しっかり給食を提供できているかなと思います。ただ、アレルギーの子供で、弁当持参という子供が出てきた場合には、家庭に少し負担していただく形にはなるんですけれども、その対応でしていただいています。ちょっと保育所とはなかなか、1日に200食ぐら作りますので、今の給食センターの人員では、専門的なアレルギー、一人ずつに対応するということはできていませんけども、できるだけ栄養士の方と相談しながら、アレルギーにもできるだけの対応をしていこうかなという形で考えております。 以上です。 ○議長(港川實登君) 仲嶺眞文君。 ◆5番(仲嶺眞文君) 分かりました。私たち有銘小学校にも弁当持参の子がいたことがありましたが、もう大変だということではあったんですが、その対応もやっているということです。 比嘉議員と一緒で、ふるさと寄附金、それと同じように話したいんですが、また同じような回答がくると思いますので、ぜひ子供たちの英検とか海外研修とか、そういったものでまた、すぐに給食を無償化というのはできないかもしれないが、それなりに2億円のふるさと基金があった場合にはとか、努力して、皆さんで、私たちも農家さんも頑張らんといけないのではあるんですが、そういったことで、令和2年のような厳しい状況ということではなく、前向きにふるさと納税、決まったお金が入ってくるようになったらできるかなとか、そうではなくても50%が60%でもいいし、70%でも僕はすごいインパクトある。例えば東村に来たら、国頭村に来たら給食費は無料だよとかということになると、過疎防止とか言われていましたよね、国頭村は。若い人を呼び込もうという形ですので、このコロナ禍の厳しい状況になったら、また次があるということではなくて、前向きに考えていただきたいと思いますが、教育長、最後どうですか。 ○議長(港川實登君) 教育長、比嘉鶴見君。 ◎教育長(比嘉鶴見君) 先ほど、比嘉議員からもありましけれども、すぐ給食費を全額ということにはならないかもしれませんけど、状況をやはりいろいろ鑑みる必要があるかなと思います。近隣市町村がやっていく形もあるのに、じゃあ東村はできないのという声も出てくるだろうし、そういうことをまた地域のみなさんの声もいただきながら、あるいはまた教育委員の皆さんとしっかり議論したり、あるいはもう財政を扱う村長としっかり、財政状況等々もありますので、その辺は相談しながらやっていきたいなと思っていますので、この辺また何かありましたら、こういう質問をしていただいて、その状況を説明していきたいと思いますので、今後ともまた議員の皆さんも、そういうものに関心を持っていただいて、私たちに御指導いただければ助かります。 以上です。 ○議長(港川實登君) 仲嶺眞文君。 ◆5番(仲嶺眞文君) 財源はふるさと応援寄附金という形で次の予算、比嘉議員と同じなんですが、何て言いますか、同じ答弁が返ってくるということで、違う話、給食のこととか話したんですが、ぜひやっぱり子供たちの成長を見守るためにも、今はできなくても将来はやっぱり定住も増えてきているよということになれば、やっぱりインパクト、目玉としての場合もあると思います。そこを要望して終わりたいと思います。 ○議長(港川實登君) これで、学校給食について等の一般質問を終わります。 以上で、本日の日程は全部終了しました。 次の会議は、3月22日火曜日、午前10時ジャストに会議を開きます。 本日はこれにて散会します。御苦労さまでした。                        (14時31分)...